SIMフリー化したau VoLTE端末をY!mobileで使う時のTIPS

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やる人はほとんどいないでしょうが、auのVoLTE対応スマホをSIMロック解除して、Y!mobileで使用する場合の注意事項まとめです。
なお、au端末を使用する前提で書いていますが、docomo端末の場合でもだいたい同じかと思います。
細かい部分の話は端折ってざっくり書いてたりしますので悪しからず。

ちなみに、私は HTC J butterfly HTV31 をY!mobileで使っています。
(発熱問題のSnapdragon 810搭載機なので HTC 10 HTV32 に替えたい…)

Y!mobileのメリット・デメリット

  • メリット
    • USIM単体での契約が可能(自由に端末を替えられる)
    • 10分間電話かけ放題(UQmobileは5分間)
    • それなりに安くて速い(MVNOじゃないからね)
    • オプションでシェアSIM(データ通信+SMS対応)を3枚まで追加可能
    • 周波数が国際標準に近い(技適警察には気を付けよう)
    • ヨドバシとかでやってるキャンペーンで契約するとSIMフリー端末が激安になったりする
    • Yahoo!プレミアムが無料
  • デメリット
    • 2年縛り
    • イーモバイルからSoftBankになってしまったこと
    • MVNOの敵
    • 禿のブランドであること

au VoLTE端末のSIMフリー化

中古ショップ等で白ロムのau VoLTE端末を購入した場合、端末が販売された日から101日目以降(2017年8月1日に改定、「181日目以降」から短縮)であればauショップへ持ち込み、手数料3,000円+税を支払って解除可能です。
ただし、2017年12月1日以降は再び条件が変更され、対象端末は自身で直接購入した端末に限られ、中古ショップ等で購入した白ロム端末を購入してSIMロック解除することは基本的に不可能となります。
au VoLTE白ロム端末のSIMロック解除はお早めに…。

利用者自身が直接購入した端末で現在もauの契約がある場合は、条件を満たせばWebから無料でSIMロック解除の手続きが可能です。

通信エリア

Y!mobile(=SoftBank回線)で使用されている周波数は世界的にはメジャーなものですので、一般にSIMフリースマホとして販売されている機種であれば概ね快適に利用できるでしょう。

しかし、au端末をSIMロック解除しても、端末がauの周波数に最適になるよう設計されていることには変わりありません。
したがって、3キャリア共通で使用されている市街地向けの周波数・Band1は掴めますが、SoftBankの山間部向け周波数・Band8(いわゆるプラチナバンド)など、auで使用されていない周波数は使用できない場合がほとんどです。

ただし、SoftBankのBand8運用開始は2012年で、それ以前は主にBand1でエリアを整備していたため、Band1のみであっても市街地ではほとんどの場所で使用可能かと思います。

Android 7.0以降の端末ではNetwork Cell Info Lite等のアプリで通信しているBandを確認可能なので、実際に確かめてみると面白いかもしれません。

なお、auの通話方式はSoftBankと異なるCDMA2000ですが、端末自体は海外ローミングのためにW-CDMA(SoftBankが使用する方式)にも対応していますので、電話の発着信も問題なく行えます。

APN設定

APN設定を間違えないように設定します。
(ここの情報は古くなっているかもしれないので、最新の情報を確かめてください)

名前:Y!mobile(自由に設定可能)
APN:plus.acs.jp
ユーザー名:ym
パスワード:ym
MCC:440
MNC:20
認証タイプ:CHAP
MMSC:http://mms-s
MMSポート:8080
MMSプロキシ:andmms.plusacs.ne.jp
APNタイプ:default,mms,supl,tether,dun

青字の部分はMMS(後述)やテザリングの利用に必要な設定です。

メール(SMSとキャリアメール)

SIMフリー端末でも、Y!mobileで提供される3種のメールサービスが利用可能です。
キャリアメールについては、「○○○@yahoo.ne.jp」(Y!mobileメール)と、「○○○@ymobile.ne.jp」(MMS)の2つのアドレスが利用できます。
(ここの仕組みがちょっとややこしいです)

SMS
・電話番号でやり取り可能なメッセージ

auガラケーでは「Cメール」と称されているもの。
SIMカードを挿入し、通話が可能な状態であれば使えるはずです。

Y!mobileメール(○○○@yahoo.ne.jp)
・公式の「Y!mobileメール」アプリが必要
・キャリアメール扱い(迷惑メールフィルタに引っかかる可能性が低い)

Y!mobileメール」アプリはSMS・MMS・Y!mobileメール・Gmailなど各メールサービスの一括管理が可能です。
ただし、Yahoo!プレミアム無料特典のためにY!mobileとYahoo! IDの連携設定を行うと、Yahoo!メール(誰でも無料で使える ○○○@yahoo.co.jp のアドレス)に届く広告メールがスマホに通知されてしまい、煩わしくなる可能性があるため、注意が必要です。

MMS(○○○@ymobile.ne.jp)
・MMS対応メールアプリが必要
・APN設定が正しいか要確認!
・キャリアメール扱い(迷惑メールフィルタに引っかかる可能性が低い)

設定が少し難しいかも?ですが、Y!mobileからのお知らせメールがたまに来る程度なので、スマホ内のデータや通知領域をクリーンな状態で使いたい人はこちらのアドレスを使いましょう。

端末に標準搭載されているメールアプリで使用出来ない場合は、別のアプリが必要です。


こちらの記事に複数アプリの比較がまとめられていますが、私としてもrdgate氏が公開している「MMS.apk」がオススメかと思います。
1つのアプリでSMSとMMSが利用可能です。

MMS.apkはGitHubから無償でダウンロード可能。
Playストア外で配布されている野良アプリですので、「提供元不明のアプリを許可する」設定が必要です。

留守番電話

Y!mobileの留守番電話サービス(メッセージの預かり)の基本料金は無料ですが、メッセージの再生時に通話料金が必要です。
スマホプランの10分間かけ放題(誰とでも定額)も対象外です。
留守番電話が不要であれば、通話設定を開いて転送を無効にしましょう。

なお、一部端末に搭載されている簡易留守録や伝言メモ機能で端末側に録音をすれば、一切料金はかかりません。
(以前使っていたXperia Z1には簡易留守録機能がありましたが、HTC機にはありませんね…)