Windows環境での Python 3 開発環境構築手順 自分用まとめ

  • Windows 10 Pro バージョン 2004
  • Python 3.7.8

Python のインストール

インストーラのダウンロード

  • https://www.python.org/downloads/
  • トップの “Download” ボタンを押すと 32bit版がダウンロードされるため、バージョンを選択し Windows x86-64 executable installer(64bit版)をダウンロードする

Python のインストール

  1. python-3.x.x-amd64.exe を実行
  2. Add Python 3.x to PATH にチェックを入れる
  3. Install Now でインストール実行

開発用ライブラリのインストール

Flake8

pip install flake8

  • コードを静的にチェック
    • pycodestyle
      • PEP8に準拠しているかチェック
    • pyflakes
      • エラーが発生しそうなコードをチェック
    • mccable
      • 循環的複雑度のチェック

Black

pip install black

  • コード整形
    • PEP8準拠

autopep8

pip install autopep8

  • コード整形
    • PEP8準拠
    • Visual Studio Code から利用

—READMORE—

Visual Studio Code の設定

拡張機能インストール

  • Python (Microsoft)
  • Pylance (Microsoft)
    • Preview版(2020/07/03現在)
      • Microsoft的には将来的に Python から Pylance へシフト意向
        https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1262974.html
    • “IntelliSense”による強力な入力補完や型チェック、モジュールの自動インポート
    • コードチェック機能が Flake8 と重複するので一旦は無くてもいいかも…

コードチェッカー変更 (Pylint → flake8)

VS Code 標準の Pylint はチェックが必要以上に厳しいので変更

  • Pylint 無効化
    "python.linting.pylintEnabled": false
  • Python コードチェック有効化
    "python.linting.enabled": true
  • flake8 有効化
    "python.linting.flake8Enabled": true
  • ファイル保存時のチェック有効化
    "python.linting.lintOnSave": true
  • 自動整形フォーマット指定 (PEP8)
    "python.formatting.provider": autopep8
    • 右クリック>ドキュメントのフォーマット (Shift + Alt + F) で自動整形実行
  • ファイル保存時の自動整形有効化
    "editor.formatOnSave": true

PEP8 の1行あたりの文字数制限を無視する

1行が79文字を超えている場合のエラー (E501 line too long) を無視する

  1. Settings で flake8args を検索
  2. settings.json で編集
  3. "python.linting.flake8Args" をユーザー設定にコピー
  4. .flake8Args": ["--ignore=E501"], を記述

仮想環境 (venv)

{envname} は仮想環境の名称(任意)

仮想環境の作成

> python -m venv {envname}

  • {envname} ディレクトリが作成される

仮想環境に入る

> {envname}/Scripts/activate

  • CLI の入力行先頭に {envname} が表示される
    ({envname}) ~~~ >

仮想環境から抜ける

> deactivate

仮想環境の削除

{envname} ディレクトリを削除する

参考