こんにちは。朝霧です。
かなり久しぶりの更新となってしまいました。
私事ですが、Lenovo製ノートPC ThinkPad X260 を愛用しています。
モバイルサイズのノートPCなのですが、カスタマイズで内蔵バッテリーも大容量バッテリーも搭載しなかったため、コンセントの無い場所では長時間使えないのが難点でした。
MacBook をはじめ、最近のノートPCはUSB PD(USB Power Delivery)対応でモバイルバッテリーから給電可能なモデルも多く存在しますが、旧型のThinkPad では対応していません…。
USB PD対応PCの購入も検討しましたが、今持っているPCが使えなくなったわけでもないしなぁ…と考えていたところ、Lenovo から純正アクセサリー Lenovo USB Type-C - スリムチップアダプター が発売されたので、60W出力のUSB PDアダプター cheero USB-C PD Charger 60W とあわせて購入してみました。
cheero USB-C PD Charger 60W (CHE-325)
ノートPCへの給電が可能な性能のUSB PDアダプターを持っていなかったため、モバイルバッテリーでも有名な cheero の製品を Amazon.co.jp で購入しました。
購入時の価格は2,500円(税込)。
ケーブル等は付属していませんが、安価かつ高出力でコスパの良い製品なのではないかと思います。
「Anker PowerPort Speed 1 PD 60」あたりの方が(主にUSB PD規格への準拠とかその周りで)安心感がある気はしますが値段に負けましたw
現在使用している「Lenovo ThinkPad 65W ACアダプター」との比較。
体積は大きくは変わらず荷物が減るという事にはならないとは思いますが、
- プラグの折り畳みが可能
- ケーブルが直付けでない
- ノートPC以外のUSB Type-C機器にももちろん使用可能
という点で、外出時のACアダプターを置き換えるのはアリなんじゃないかと思います。
5年ほど前に購入した「cheero USB×4 AC Adaptor」と似たデザインです。
Lenovo USB Type-C - スリムチップアダプター
さて、本題のアダプターです。
Lenovo 公式オンラインショッピングで 2,700円(税込、送料無料)でした。
保証期間は12ヶ月間。
注文から1週間程度で到着しました。
一方が USB Type-C メス端子、もう一方が旧型 ThinkPad 等で採用されている角形スリムチップ端子となっています。
もしかすると、同型の端子を搭載する NEC製PCでも使用可能かもしれません。(未確認)
接続!
簡易テスタでの電圧測定では19.2Vの表示。
純正アダプタの出力は20Vで、0.8Vの誤差がありますが、おそらくハンドシェイクの関係かと。
PCへの給電・充電は問題なく行えており、PC本体からバッテリーを外した (電源端子からの給電のみ) 状態でもPCの起動ができました。
消費電力としては、通常時は18W、充電時は35W程度の計測値でした。
※簡易的な測定なので、あまりアテにならないかと思います。
窒化ガリウムにより大幅な小型化を実現したUSB PDアダプター「Anker PowerPort Atom PD 1」が人気ですが、出力30Wですのでこのアダプターに使用可能かどうかは気になるところですね。(まだ買えていません…)
PC側では45WのACアダプターが接続されていると認識されました。
まとめ
そんなに高額なオプション品では無いので、自宅外で旧型ThinkPadを使う人は USB PD対応モバイルバッテリーなんかと一緒に揃えると便利だと思います。
追記
この記事で使用している cheero の USB Type-C to C ケーブル(CHE-250)ですが、USB Type-C 規格に則った設計になっておらず(eMakerチップ無し)、2019年3月から返品・返金対応になっているそうです。
https://cheero.net/important_notice/