去る11月22日(日)、西鉄バスの廃止路線を巡るバスツアー「西鉄バス完全復活祭」第11回・中谷ローカル編に参加させていただきました。
今回の車両
西鉄バス筑豊・飯塚営業所 9111号車(筑豊200 か・326)
日産ディーゼル KK-RM252GSN+西日本車体工業 B-Ⅰ 96MC(2004年式)
頂吉地区・かぐめよし自然の家
今回は、かつての西鉄バス中谷ローカル線や田川線の発着起点となっていた、小倉南区・守恒バス停から出発。
“ふるさとライナー 合馬号”、代替車両で一日限りの復活。
守恒を出発したバスは福岡県道258号線を南下し、田川郡香春町との境の手前に位置する鱒渕ダムの麓、頂吉(かぐめよし)地区へ。
カーブの途中、かつての頂吉バス停があった場所。
茂みとなっていた場所を土地所有者の方の許可を頂いて、運営の皆さんがバスを停められる状態にしたとのこと。お疲れ様でした…。
バスはさらに山道を進み、時季運行で臨時バスが走っていたと思われる かぐめよし少年自然の家へ。
秋の気配も感じられました。
少し道を戻って、鱒渕ダムへ。
鱒渕ダムの麓、頂吉地区の集落で走行風景を撮影。
合馬地区
続いてバスは筍の産地として有名な合馬(おうま)地区の終点、合馬バス停の跡地へ。
かつては道路沿いにあった終点の合馬バス停で転回をしていたとのこと。
スペース的に余裕はありません…。
坂道を下って、現在はコミュニティバスが運行されている現行の合馬バス停へ。
合馬地区を通過する九州自動車道の建設時にバス停の移動が行われたとの事。
現在のバス停は集落の公民館の前にあり、より安全に運行できるようになりました。
現在はコミュニティバスが運行されている三岳入口バス停。
古いホーロー看板が数多く残っています。
1974年に分割される以前の「八幡区」表記や、今は無き「アピロス」「ニチイ」…
さらには「キップは車掌よりすぐにお求め下さい」と路線バスのワンマン化以前の看板まで。
もはや“西鉄バス遺産”。
平尾台
午後からは平尾台へ。
残念ながら天気は雨模様でしたが、運転手さんのスムーズなハンドル捌きでグイグイ登って来ました。
雨は雨で幻想的な雰囲気。
石原鉄工団地
最後は石原鉄工団地へ。朝夕の通勤時間に合わせてバスが運行されていた。
西工車両の部品も製造していた工場の前を西工車が走る。